中学受験苦戦記

おとなしめの息子 通塾に苦戦。共働き母の迷いと悩みです。

とりあえず決めて進むこと、それが難しい

先日読んだ本で『前進するために決断を大切にしてみてください。どう転んだって、結局はどうにかできてしまうのが人間なのです。』『重要なのは、行動を決めること。』

そうだな、と思いつつ難しいです。

長年の交際相手と分かれることを決めた時、引っ越すか引っ越さないかを悩んだ時、仕事でこの案件を続けるかやめるか迷ったとき。部署を変わるか迷ったとき。今となってみれば、おおよそはどちらでも良かったと思います。

部署異動の希望だけは、結果異動先でうまくいかなかったので失敗だったかもしれないけれど、戻ってやりなおせました。もしやり直せなかったとしても転職に踏み切ったかもしれません。もし異動してみなければ、ずっと同じ不満を抱えていたかもしれません。

平和な日本で生きている中で、決断はどちらでも良い事が多いのだと思います。サイコロを振る、占いにたよる。えいやっと踏み込む。とりあえず動く。

会社では、とりあえず方向を決めることができる人がリーダーになって、それが苦手な人は脇を支えて布陣を組んでいる様に思います。リーダーの方向は間違っている事も多いですが、リーダーの仕事には、正解を出す事よりも、ひとまず決めて進む事の方の方が比重重く求められているように思います。狭い社会経験からの私見です。

 

そんな風に会社では布陣を組めますが、家庭では、それを親だけで決めないといけない。昔と違い、核家族で閉じた親子関係の中で。男女平等といいつつ、社会的にも精神的にも育児の責任は母に乗ってきます。うちの夫婦を見ていると、母側の方が生物として子を見守るようプログラムされている様にも感じます。

ですので、とりあえず決めて進もう、と思いつつ、それが、孤独で、難しくて、しんどいです。

誰かうちに入って、「コッチデス」「コレガイイデス」、と決めてくれたら楽なのに。ついでに夫婦喧嘩の仲裁も、「ソレはツマガワルイ、コレはオットガアラタメルベキ」と決めてくれたら楽なのに。

Mohamed HassanによるPixabayからの画像

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
  PVアクセスランキング にほんブログ村