子供はずっと、オンラインでしか授業に参加できていません。
仕事から帰ると、子供は自分の部屋でオンラインで授業を受けています。
通塾の時間は減って良いのだと思います。しかし、パソコンの画面で、参加意識が持てるのか。
私自身、オンライン会議だと、ぼんやりしがちです。
子供も同じような状況かな、と思いながら見ていました。
子供は、時々画面越しに指名されて答えていますが、何となくぼんやり聞いている様に見えます。
画面越しには、教室で先生と子供達の活発な掛け合い、やじや、冗談や、はしゃぐ声が聞こえます。
その中で、うちの子供は、黙って画面を見ています。
全員がオンラインだとまた違うのかもしれませんが、集団で集まるのが基本である中、小人数がオンラインで参加してもあまり意味がないように感じられます。
親としては、塾で友達も作ってほしいし、その中で競争しながら勉強に向かって欲しい。なので、これではよくないのだろうな、何とかしないと、と思いました。
ただ、後から考えれば、うちの様に、ある程度の集中力と理解力があり(そこそこです)、通塾やリアルの授業を受ける事がとても嫌な子供には、オンラインでゆるっと、頑張らずほどほどの学校を目指す受験もありだった様に感じます。
この頃は、全員が集団に入って鉢巻をして、カリキュラム通りに難関校を目指すのが中学受験だ、という先入観を持っていました。
良くも悪くも地頭である程度決まる事、カリキュラムは4年、5年、6年と概ね3回同じことを繰り返すので、全て完璧に理解しなくても良い事、難関校を目指す以外にもいろいろなコースがある事、は、後になって知りました。
Mohamed HassanによるPixabayからの画像